宿×出版『真鶴出版』真鶴町の泊まれる出版社

神奈川県の真鶴町で出版とゲストハウスを運営する『真鶴出版』さんに、2号店がオープンしたとの噂を聞きつけ早速遊びに行ってきました。
ショップやゲストハウス自体への興味もさることながら、オーナーである川口瞬さん&來住(きし)友美さんの人柄に触れてみたいというのが一番の目的。
甲府市からのルートは、一般道で約2時間40分、中央自動車道経由で2時間余。
ドライブがてら、寄り道がてら、ふらっとドライブに出かけるには程よい距離感。

いざ、真鶴出版へ。

シンプルながら愛くるしいファサートから木のぬくもりを感じられる扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは広々とした土間空間。
すでに居心地が良い。
八王子から真鶴に移住してきた『パン屋秋日和」』さんのパンも販売され、カフェスペースでのEAT INもOK!
ハンドメイドのテーブル、シェルフに陳列された出版物は種類は多くはないものの、どれも洗練されたものばかり。
興味深い本が多いので、思わず財布の紐が緩みます。

オーナーの川口瞬さんは山口県出身。
『SHIBUYA PUBULISHING&BOOK SELLER』でのインターン経験はあったが、就職はIT企業。
“編集”は身近なものではあったが、仕事としての編集経験はなかったという。

パートナーの來住(きし)友美さんは横浜出身。
青年海外協力隊としてタイで活動した後、フィリピンの環境NGOに所属し宿泊業などに携わる。
いずれは地方でゲストハウスを開くことが夢だった。

川口さんは勤めていた会社を退社し、フィリピンへの英語留学を決意。
ふたりでフィリピンから帰国し、移住先を探し始める。
そんな矢先、知り合いの写真家に勧められたのがここ真鶴だったそうだ。
真鶴では移住者増加の施作として『お試し暮らしのモニタリング』の募集をしていたそう。
2週間のお試し暮らしを経て、移住を決めた。

ゲストハウスへの宿泊者には真鶴の散策案内もしてくれるそうだ。
「真鶴の穏やかな街並みを案内して、良さを知ってもらいたい」と川口さん。

次に訪れるときは一緒に散策していただきたいものです。
町を知り、人を知り、歴史を知り、真鶴の魅力にもっと触れてみたいと感じました。


–DATA
〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩217
URL:http://manapub.com/


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