桜満開、ちょっとそこまで出かけてきました。
まずは穴山さくら公園から穴山駅ホームへ。
桜の前で、目を閉じて、ささやかな喜びを感じます。
少しだけ出かけられるようになった今を感じます。
ただそれだけで、なんとなく幸せな気分でした。
長く続く緊張感と、どんどん変わる世の中とで、
思う以上に体も心も縮こまっていたのかもしれません。
のんびり桜を眺めながらそんなふうに思うのでした。
何かが好転するのかはわかりません。
それでもずっと昔から数えきれないほどの多くの人が
春の息吹を感じてきたこと。
それを思うだけでも心踊るような気持ちになれるようです。
目に見えるものや強い言葉が力を持ち、
可視化すること、わかりやすいことは大事な価値ですが、
説明のできないものを信じられるということも僕たちのいいところですよね。
とりとめのないこと考えながら、ラストはループ橋。
桜めぐり、堪能です。
もちろん、ところどころでおいしいものを食べながら。
お腹も心も満腹な一日でした。