甲府に関するエトセトラ。
例えば、
・家飲みと「外飲み」はきっちり分けること
・雑居ビルで自分探しをする若者の話
・住宅事情やスイーツ男子の動向
・よくみかける「よってけし」の幟旗の謎
・誰からも愛される甲府ならではの居酒屋のこと
これまであえて「記事」として書かなかったことではあるが、梅雨の季節は何だかモヤッとするし、ここらでスカッと吐き出してしまおう。
いろんな話がしたいから、いろんな刺激が欲しいから、人々は甲府中心街に酒を飲みに集まるのだと思う。
そんな時、一軒目をセレクトするならば、やはり何と言っても「ご当地ならではの居酒屋」に限るのではなかろうか。
というのも、同じエリアや店に集い、「空気感」とか「ふとした会話」が相まって、思いもよらない出会いが、今まで見えなかった新たな道が開けるからだ。
甲府中心街に「おふくろ」という一軒の飲み屋がある。
ともすれば何の変哲もない居酒屋。
しかし、ひとたび訪れてみれば、瞬く間に虜になってしまう、心を鷲掴みにされてしまう、そんな居酒屋。
それがここ「おふくろ」だ。
さて、「甲府」と聞いてどんな街をイメージするだろうか。
……甲府?
あまりイメージは湧かないかもしれない。
でも、行ったことはあるけど、次に行くならもうちょっと違う顔が見てみたいな……。
そう感じる方も多いのではないだろうか。
そんなときには是非「おふくろ」の暖簾をくぐってほしい。
煮物、焼き物、揚げ物、炒め物、〆の飯。
なんといっても付け出しがいい。
3種から選べる所謂「お通し」からして他店とは一線を画す。
あえて写真は載せるまい、その目でその舌で五感で確かめていただきたい。
豊富なメニューは注文前から心踊る。
オーソドックスだが山梨郷土のエッセンスが随所に散りばめられている。
どれを食べても美味しく、そして優しい味。
まるで「おふくろ」の温かい胸に包まれているかのよう。
まずはこの店からスタートして、ディープな甲府の街を眺めてはいかがだろうか。
–DATA–
〒400-0042
山梨県甲府市中央1-2-3
営業時間 : 17:30〜24:30
定休日 : 日曜日(営業の場合もあり)
電話 : 055-232-3091
※変更となる場合がありますので店舗までお問い合わせください。