フォント「Futura」のすごさと「BERNIER」のオシャレさと。

2021年も10月下旬を迎え、今年も残すところ2ヶ月あまり。
ああ、月日の経つのは何とも早いものです。

月日が流れても変わらないもの、それは「Futura」というフォントではないでしょうか。
※唐突すぎましたかね

Futuraといえば、デザイナーなら誰もが知っている定番中の定番フォント。
ハイブランド、自動車メーカー、飲食店などなど、ロゴやPOPでの使用頻度はかなりのもの。
おそらく世界で一番有名はフォントなのではないでしょうか。
※Helveticaも優劣つけがたいかも

例えば、OMEGAやSupreme、フォルクスワーゲンのロゴもFuturaをベースに作られています。
DOMINO PIZZAや三菱UFJ銀行(MUFG)あたりもFuturaですね。

Futuraの素晴らしさは、なんといっても「造形としての機能性」なのだと私は思います。
単体の文字だけを見ていると、単に見やすさとバランスの良さが際立ちますが、数文字を組んでみると、機能的な美しさが際立ちます。
計算された矩形と三角形、正円をベースとして均一に揃えられた絶妙なウェイト。
そのコントラストで設計されたFuturaは、“文字”としても“機能美的造形”としても、あまりにも秀逸です。

さて、せっかくなので最近のマイブームフォントも紹介したいと思います。
その名も「BERNIER」、たぶんベルニエと読みます。
※もしかしたら、ベルニエールかも!?

REGULAR、DISTRESSED、SHADEと展開されていますが、わたしはダントツでREGULAR(メイン画像参照)が好きです。
やや縦長で丸みを帯びたこのフォント、いい感じのウェイトを備えていて、存在感がありながら、どことなく繊細。
まるで、「思春期で恋をしている高校生のような風合い」とでも例えておきましょう。。。

記事モノの見出しに使ってもよし、欧文コピーなどで存在感を放つもよし。
アクセントをつけたいときの飾りに使ってよし。
何気に万能なフォントだったりします。
使用頻度だいぶ高めです。

このフォントとの出会いは、僕のデザイナー人生にとって、ある意味エッセンスとなりました。
これからも存分に活躍してくださいませ。
引き続きお世話になります。

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