街で買い物中にふと思う。
買い物というのは、数ある欲しくないものの中から欲しいものを探す行為かもしれない……と。
とどのつまり、大半の作業は徒労ということになるのだろうか?
そう考えてしまうと、とてつもなく大変な作業のように思えてきた……。
日々生活をしていて目にするもの、手に取る無数のモノの中から、欲しいものだけが目に入って来ればムダが減るってわけだが……。
いや、ムダがあるからこそ、欲しいものが際立つのか?
逆もまた真なり。
さて、メイン写真は、現在私がリハビリで通院している先の昇降口の一幕。
これは、間違いなく欲しくないもののひとつ。
(持ち主の方にはどういう気持ちでこれを履いてきたのかぜひ聞いてみたい)
とはいえ、その欲しくない気持ちが本当に欲しいものを増幅させてくれるのだろう。
さてと、また街へ繰り出してみるか。