築地の魂、最後の築地。

AM10:00築地。快晴。
秋晴れで心地よい天気。ほどよい気温。

築地の旨いもんは、これからの季節が真骨頂。
牡蠣、蛤、ウニ、そして帆立のロッケンロール。

最終営業間際の築地場外は、いつにも増して多くの人だかり。
平日の静かな築地もいいけど、賑わっている築地にいると心なしか安心するもので。
素敵な友達に囲まれて、小躍りしながら街を練り歩いたもので。
母さん、ぼくは元気です。

小学生時代にものすごく好きだった子と偶然の再会。
本当に本人だったのかは定かではないが・・・。
ノスタルジックと子ども返りの半々な想いが交錯する中、屋台での日本酒と肴に心躍らせた。
酒が美味しく飲める年齢にはなったが、心の中は子どものままなのかもしれない。

ふらっと立ち寄った鮨バル。
偶然にも、虎杖のスピンオフ的なお店だった。
カウンター6席+テーブル2卓程度。
こじんまりとした雰囲気がたまらなく、何より気さくなマスターの物腰柔らかなトークが心地よい。
ワインを片手に、スズキのアクアパッツァや創作鮨などキレのいい料理に舌鼓。
ここはきっとこの世の天国なのだろう。
ようこそここへなパラダイス銀河。

マックスハイテンションでアイウォンチューな僕らは、築地だけでは飽き足らず浅草を目指す。
企画では月島に行く予定だったけど、急遽行き先変更になってしまうのも旅のスパイス。
仲見世通りの店の明かりが眩しく、浅草寺境内へのアプローチとしては、ロマンティックすぎるほどのナウ・ロマンティック。
そして、また酒場を目指した。
下町情緒溢れる煮込み通りは浅草の中心といえるだろう。
浅草の中心で愛を叫ぶのもいいかもしれない。

今年も残すところわずか。
最後の築地は賑やかでもあり、どこか寂しげでもあった。
ALONE僕らはそれぞれの花を抱いて生まれてきたんだろうね。

年末に向けて胃袋や肝臓に負担のかかる季節。
身体が悲鳴をあげたら「誰か助けてください!」と叫んでみたくなるのかもしれないね。

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